3月1日 
母島小中学校が新しくなりました。校門には水槽が置かれ、中庭には爽やかな緑の芝生が広がっています。
太陽の光を優しく取り入れてくれるのは、何種類もの美しいステンドグラス。真夏の照りつける様な陽射しも、柔らかく包んでくれそうです。
南の島の学校らしく開放感たっぷりの素敵な門構えとなりました。
3月2日
海岸林としてよく見られるハスノハギリ。海を越えてやって来たと考えられています。
その秘密は、今がちょうど「旬」の、ハスノハギリの果実にあります。
種は風船状の葉に包まれていて、これを浮き袋として波に揺られ、広い海を旅をしてきたようです。
種は硬く、磨くと黒く艶が出るので、島ではアクセサリ作りに利用されます。
3月3日
亜熱帯のサクラとも言うべきムニンデイゴ。サクラの自生しない小笠原では、春の訪れを教えてくれます。葉を開く前に真紅の花を満開に咲かせます。島ではビーデビーデとよばれ、親しまれていますが、お花見の習慣は残念ながらないそうです。
   北原白秋、詩
  「びいでびいで」より
  びいでびいでの今花盛り
  紅いかんざし暁の霧
3月4日
小中学校に引き続き、警察署もリニューアルされました。真っ白で、とてもきれいな造りです。
母島唯一の商店街のど真ん中。
そしてその向こうに見えるのは、たびたび島の人々の憩いの場となる前浜です。
警察署がさらに身近な存在になり、心強い思いがしますね。
3月5日
今日の母島はポカポカとして絶好のお昼寝日和でした。
色とりどりのシーカヤックたちも、出番を待ってヤシの木陰でひと休みしていたようです。
でも、出番まではもう間近。日に日に春の匂いが増してきています。
水着でカヤックに乗り込み、泳ぎに出かける日も、そう遠くないでしょう。
3月6日
今日は昨日のポカポカが嘘のように、肌寒い一日でした。朝からシトシトと雨が降り続き、つい先刻、やっと雲のすき間から太陽が顔を出しました。
その隙に一枚カチリッ!!
ギンネムが茶褐色の種子をまいています。
茶色のサヤエンドウの様な格好をしたこの種子、レイ(首飾り)やブレスレット作りに使われます。
3月7日
 母島小中学校の音楽発表会がありました。小学生、中学生それぞれによる小笠原太鼓から始まり、小学5年生から中学3年、それに教師4名が参加しての吹奏楽が演奏されました。
曲目はジョンウイリアムズメドレーとパイレーツオブカリブの2曲でした。
 新しく音響設備の整った音楽室での演奏会にはPTAをはじめ30名ほどの島民が来場しました。
3月8日
 母島観光協会の周辺にもたくさん自生しているツルナ。
海岸の砂浜などに生え、種子は海流にのって、世界中の海岸へと運ばれていきます。
 ニュージーランドホウレンソウともいわれ、おひたしや味噌汁、お茶などとして食用にすることができます。
ビタミンも豊富な、身体に優しい天然のお野菜です。
3月9日
 今日は雲ひとつない良い天気。乳房山の緑も、青い空に一層引き立って見えました。
 そして、天気が良いと機嫌が良くなるのは人間ばかりではないよいうです。
 今日はクジラも元気に動いていた様で、たくさんの目撃情報が寄せられました。
旧ヘリポートからは、クジラの親子連れとハシナガイルカが仲良く泳いでいるところが見られたそうです。
3月10日
 入港日に南洋踊りの体験教室が開催されています。昨晩は母島を訪れている歌手でアドベンチャーの峠恵子さんをはじめ15名の方が参加され、南洋踊り保存会の母島酋長からレクチャーを受けました。腰みのやタコの葉で出来た頭飾りをつけて楽しげに手足を動かしていました。
 小笠原の歴史、文化を垣間見られたでしょうか。
3月11日
今日も絶好の登山日和!! というわけで、母島保育園の園児達は、乳房山へ卒園遠足に出かけました。
ヘトヘトになっているかと思いきや、皆元気いっぱいで帰ってきました。登頂証明書を手に、嬉しそう。
そして今日は、お泊り保育だそうです。
ぐっすり眠れそうですね。

1日〜