6月10日〜

6月10日
 台風の影響で、ははじま丸は昨日今日と二日間の欠航になりました。
漁師も船をあげています。
 入港日、入港翌日の欠航で、島民の家の冷蔵庫はカラッポ状態。
 明日は帰って来られるか?頑張れ、はは丸!!
6月11日
 小笠原に生る島トウガラシ。よく見かけるトウガラシより小粒です。とても小さく小指の爪ほどのものから、2〜3pになるものまで、数種類のトウガラシがあります。
 小笠原諸島の南に行けば行くほどに辛くなるといわれるこのトウガラシ、島でいただく島魚刺身にはワサビにかわって大活躍です。
6月12日
 このぼさぼさ頭からすすっと花が伸びている稙物、なんでしょう。観葉植物としておなじみのトックリランです。英語名をポニーテールとも言います。リュウゼツラン科で、花は60年に1度しか咲かないと言われています。雌雄異株で花が見られるのは島でも大変珍しいことです。
この株は20数年たっているそうです。
6月14日
 2冊の新刊が届きました。
「小笠原ことばしゃべる辞典」:昔から伝わる島言葉を詳しく紹介。CD−ROM付で音で学べます。「小笠原諸島」:自然保護と経済利益の交差点である小笠原諸島、この島が直面している問題を考える。母島観光協会は小笠原に関する書籍をこれからもどんどん増やして行きたいと思います。ぜひご利用下さい。
6月15日
 内地より一足早く、母島はすっかり夏の様相です。
太陽がジリジリと照りつける海岸では、子供達が水遊びをしています。
天然記念物のオカヤドカリもたくさん姿を現しはじめ、山にはムニンヒメツバキやムニンアオガンピが満開です。
ジメジメ梅雨を抜け出して、ピーカン母島はいかがですか?
6月16日
 雨がたくさん降りました。南崎では、ヌノメカタマイマイのカラがよく目につくようです。世界で小笠原にしかいない固有種であり、絶滅の危機を迎えています。
貝の子供を食べるプラナリア類の侵入が原因で小型の種類はいなくなってしまったのです。父島では大型のカタマイマイを襲うプラナリアにも侵入されてしまい、大型のカタマイマイも激減しています。今後、他の島には絶対に侵入させないよう、靴底を洗うなどの対処が考えられています。島を訪れる人、全員の協力で、貴重な固有種をなんとしても守っていきたいものです。
6月16日
 
大好評の「東洋のガラパゴス小笠原 特別博物展」も、とうとう明日、終了となります。島に住んでいても普段目にしないもの、意識しないものなどが多く集められました。この二度と来ないであろうチャンスを逃す手はありません。母島の小中学校は生命の星地球博物館の苅部さん、自然文化研究所の鈴木さんを講師として、この博物展をしっかりと学んでいきました。
6月18日
暖かくなって、海も気持ちの良い凪です。となるとじっとしていられないのが島の人々。土曜日の今日は何艘もの船が沖港を出発するのを羨ましさを押さえ、見送りました。
そしてウキウキと楽しそうに帰ってきた島民のクーラーBOXの中を覗くと、とても鮮やかな色の魚。これは、バラハタというハタの仲間で、島での呼び名はチギといいます。フライにぴったりの白身魚で、島の食卓にはよく上がる魚です。南の島ならではの食材、一度は食べてみて下さい。
6月19日
船客待合所の温度計は午前9時を回ったばかりだというのに29度を上回る勢いです。今日もとっても良い天気の海水浴日和です。
 日曜日の今日は朝からゲートボール大会、夕方からは駅伝大会と、にわかに盛り上がりをみせています。午後4時を過ぎた現在も母島の陽射しは一向に弱まる気配を見せません。選手達にとってはとても走りやすい環境とはいえませんが、走りきった皆さんは爽やかで清々しい表情をしていました。
6月20日
毎日が海水浴日和のここ、母島。
前浜にフロートが浮かべられました。子供達はこのフロートが大好きで、浮かべたばかりの浮島に飛び乗り、楽しそうな声をあげていました。
夏のこの時期になると現れ、この上で日向ボッコをしてみたり、濡れないように本を運んで読書をしてみてもいい。これからの季節、この場所は誰もが大好きな特等席なのです。