1月10日
 
突然ですが牛のイージーです。もちろん右側の黒い物体です。母島には東京都の機関の畜産指導所で親牛10頭を飼っています。そこで産まれた子牛は4ヶ月になると農家に配布され、4ヶ月育てられて内地に売られます。ちなみにイージーは今6ヶ月。3月には内地に売られていきます・・・・子牛は人懐こく、目が大きくとてもかわいいです。慣れてくるとベロベロなめてきます。どうやら舌が手の代わりの触覚の役目をしてるようです。今彼は犬にとても興味があるようで、犬のマイケルいい迷惑のようです。母島から出荷する日、農家さんは辛そうに船に乗った子牛を見送っています。
1月11日
 
大雪で大変な地方の方々には申し訳ない気がします。今日は日中ポカポカと暖かく船客待合所のプランターではアデニウムがきれいに咲き始めました。園芸種ですが母島の気候に合っているようで年に3〜4回花をつけます。
 キョウチクトウ科の植物で原産はアフリカ。暑さと乾燥に強く、砂漠のバラといわれているそうです。

 これからいくつもの花を付けて行きます。
1月13日
 
明日、母島で父島、母島の文化サークル合同の「文化サークルフェスティバル」が開催されます。南洋踊り、小笠原太鼓、スティールパン、ジャズ演奏、コーラスなど盛りだくさんのプログラムです。日頃練習している成果を発表するというより父島のサークルとのセッションが出演メンバー達の楽しみです。
 母島での開催は2回目、なんと8年ぶりなので楽しみにしている島民も多いようです。会場は母島小中学校体育館。開始時間は午後2時です。ご案内の島内放送が流れてきました。いよいよ明日、開演です。
1月14日
 ”12”これは昨日乗ったはは丸で確認したブローの数。はっきりとは言い切れませんが全て別個体のものです。なかには、はは丸の斜め前方をまるで船を先導するように併泳する親子や、はは丸が通り過ぎた後、挨拶をしているかのようにジャンプを繰り返すものもいました。
 当然、幸運にもその光景に出会えた観光客の皆さんは、カメラやビデオを手に歓声を上げながら甲板上を右往左往するわけですが、それはこの時期、母島周辺の海域でごくごく日常的な光景なのです。
 世界各地で行われているホエールウォッチングですが、定期航路、それもコテコテの生活航路で100%に近い遭遇率を誇るものは、世界広しと言えどそうそうあるものではございません。
 貴方も地球上で最大級の生き物の、最大級に優雅な営みをご自分の目で確かめにいらっしゃいませんか?
1月15日
 ”137”これは本日のはは丸乗船客数。昨日の文化サークルフェスティバルに参加された父島島民に加え、おが丸のドック便に合わせて上京する母島島民、更にはモニターキャンペーンを中心とした観光客で久しぶりにはは丸が傾いています。
 これまた久しぶりの小笠原太鼓に見送られて颯爽と出港したはは丸ですが、数分後、またまた傾きながら沖港に入港してきました。何やら乗船客の中に大事なものを忘れた人がいたようです。通常ではあまり考えられない”出港出戻り”というはは丸の粋な計らいに、岸壁では子供たちが「ようこそ!小笠原へ」と書かれた横断幕を掲げて歓迎していました。
 大事な忘れ物は一本の細いロープを伝って無事船に届けられました。その瞬間、船上からも岸壁からも大きな拍手が湧き上がったことは言うまでもありません。どうやら、日頃、1分1秒を争いながら忙しく生活している内地の人々にも”心のユトリ”という母島特産物をお土産にしていただけたようです。
1月16日
 夕暮れの空に鯨出現!と思いきや船客待合所の外にある鯨モニュメントです。モニュメントはこのシッポの向こう側にもうひとつ頭fがあります。頭とシッポを出している鯨なのかと思ってはいけません。こんなに小さいわけがありません。実は2頭の鯨なのです。
 昼間は観光客の方々の記念撮影場所であったり子供たちの滑り台になったりして大活躍の鯨ですが、暗い夜に見ると迫力があります。
 本物の鯨たちも子育てに続々と来ています。憩いの場である前浜のガジュマルからジャンプが見られるのも間近でしょう。
1月17日
 カモメ達がなにやら並んで寛いでいるよう見えます。
母島にいつもいる鳥達は人を怖がらないので至近距離で観察できるのですが数は多くありません。船客待合所の前を飛び交うカモメ達を見るといつもと違って新鮮です。3〜4種類くらいいるようですが、逆光のためこの写真ではよくわかりませんね。
 元旦に美しい姿で人々を驚嘆させたコハクチョウたちは餌があまりないのか元気がなくなってきました。どうしようかと頭を痛めています。勿論人間がです。
1月18日
 緋寒桜が咲きました。まだ2輪だけですがピンク色の可愛い蕾がたくさん付いていてこれからが楽しみです。このサクラの木は10年前母島に100本ほど寄付され、欲しい方々にお分けしたのですがすぐに台風が来て殆どが潮にやられてしまいました。この緋寒桜はその時の生き残りです。10年で高さ150cmほどに成長しています。樹木が大きくなるにはそれなりの年月がかかるのでしょう。見上げるような大きさになって花を無数に付けるまで、まだまだ月日がかかります。緋寒桜は寒緋桜とも言うそうですがどちらでも通用します。
 さて、母島では名前にサクラがつく固有植物が
3つあります。
なんでしょう?分かった人は母島観光協会まで・・・・
1月19日
 子供の頭ほどの、いえいえ、大人の頭ほどのブンタンをいただきました。南の島は今、柑橘類の真っ盛り。なかでもブンタンは見事です。
 事務所に置いておくだけでよい香りがします。大きな木になると5〜6m程の高さになります。木の上のほうで黄色く色づいている実を見るとあーもったいない。と思います。取れない高さになっている実は鳥の御馳走?と思いきやブンタンの皮は厚くて鳥も手が出せません。でもくちばしで突付くことは出来るので皮に穴が開いてしまい売り物になりません。だから頂いたのですが。
 味は勿論甘くて絶品でした。
1月10日〜