3月10日
 今日の母島は風が強く、時々強い雨が降ったりしたのに、最終的にはお日様も顔を出すような何ともいえない天気でした。しかも、午後の出勤時間がどしゃ降りになった時間とぴったり重なってしまいました・・・。観光協会を目前にしながら突風が吹き、私の傘は哀れお猪口状態に・・・(涙) 何とか傘らしい状態(?)に戻してあげましたが、もう使えません。今は幸いにして雨は上がりましたが、次の雨に備えて丈夫な傘を用意しておかなくっちゃ。
3月11日
 今日は昨日とは打って変わり、南国の青空が戻ってきました。そんな母島で、最近「メグロ」グッズがちょっとしたブームになっています。今日もはは丸から降りたお客様がその足で観光協会にやって来られ、メグロピンバッチを見つけると「可愛いわねぇ〜 これがメグロね。早速一つ頂くわ」っとありがたいお言葉。しかし、よくよく伺うと、その方は未だメグロの実物を観たことが無いそうです。せっかくなら実物と対面した後に思い出と一緒に購入された方が喜びも大きいのではと思います。大丈夫、メグロを求めて来島された方で、実物に出会えず帰られたという不運な方は未だに聞いたことございませんから。
 勿論、窓口にいらしたその方も、メグロ遭遇率の高い場所を書き込んだガイドマップを手に帰られました。明日、笑顔で再来されることを確信して、メグロピンバッチを用意してお持ちしております。
 これからメグロに会おうと来島される方々も、是非、観光協会にお立ち寄り下さい。得々情報をご用意してお待ちしております。
3月12日
 「静沢の森遊歩道」は集落から徒歩で行くことの出来る観光名所のひとつです。観光客には北港や南崎(小富士)、乳房山などの方が有名ですが、実はこの散策路も見所満載なのです。
 先ずは戦跡。兵舎跡から弾薬庫まで揃ったその規模と数は母島でもトップレベル。また、道中にはオガサワラビロウやクジャクヤシが生い茂り、ガジュマルの大木周辺ではメグロが群れていることもしばしば。タコノキの何とも奇妙な姿もご覧頂けます。
 更に散策路を充分楽しんだ後はサンセットシアターで例のセットメニュー(ご存じない方はバックナンバーをご参照下さい)が楽しめます。
 ここまで書けば皆さんもうお分かりですね。静沢の森遊歩道へは是非午後に向かいましょう。勿論、その前に商店に立ち寄ってキンキンに冷えた例の飲み物を何本かリュックに詰め込んで・・・。
 因みに、昨日窓口に来られたお客様、本日ニコニコ顔で再来され「そうそうこの顔この顔」と無事メグロピンバッチをお求めになりました。
3月13日
 これは我が家の前の畑で育っているバナナです。鈴なりに実を付けて、だんだんと色づいてきています。入港日には必ずバナナを買っている私としては、美味しそうに育っていく姿を毎日楽しみに眺めていたのです。 しかし、茎(枝?)の部分を良く見てみると、『予約済み』の文字が! 2〜3日前に書かれたようですが、一体誰が予約したのでしょうか。もしもこれ全部を貰っても一人では全部食べ切れないとは思いますが、ちょっとうらやましく思います。
3月14日
 石門を散策中に巨大なアフリカマイマイを発見!成人男性の手のひらと比較しても判るとおり、アフリカマイマイとしては最大級です。「これは珍しい」と観察していると、何と大きな殻から産毛の生えたゴッツイ足が出てきました。「???」
 そうなんです。これはアフリカマイマイの殻を宿にしたムラサキオカヤドカリだったのです。彼らがアフリカマイマイの殻を利用することは珍しくはありませんが、これ程大きなものに出会うのは稀です。更にこの殻の場合、大きさもさることながらその厚みが凄いのです。これも石門一帯の地質が石灰岩質であることに起因しているのでしょうか?
 いづれにしろ、日頃からアフリカマイマイを見付けると「害虫だ」っと言って駆除する方が多いだけに、駆除する前に主の確認をしなければと再認識する出来事でした。何たってムラサキオカヤドカリは歴とした天然記念物なのですから。
3月15日
 
葉っぱの根元にいるのは妖精?実はセイロンベンケイソウ、島でハカラメといわれている花で作ったお人形です。
 セイロンベンケイソウは今が花盛り。あちらこちらの崖の一部が小豆色に染まっているのが見えます。子供たちは花の一花弁を切り抜いて髪の長い女の子のお人形を作ります。
 島名のハカラメは葉から芽が出ることから名付けられています。葉っぱをピンなどで留めつけておくと不思議なことに葉の縁に可愛い芽がいくつも出てきます。上手に育てると2・3年後には釣鐘型の花が咲きます。島には沢山生えていますのでご自由にどうぞ。花人形も作ってみては?
3月16日
 
ドラセナの花が咲いていました。遠くから独特の香りが漂ってきます。リュゼツラン科の植物で、幸福の木という名で一昔前に部屋で楽しむ植物として流行ったことがありました。ドラセナの種類は豊富なのでドラセナなんとかとなるのでしょうが島では1番多く見られるのはこの品種です。
 観葉植物屋で見られる植物がごく普通に生えていて、花が咲いたり実が付いたりすることに訪れる人は驚きます。 観葉植物で一般的なカポックも花を付け今が盛りです。
3月17日
 今日は保育園の卒園遠足の日。子供たちが先生と一緒に乳房山に登りました。朝のスタート時には曇り空で風も強く、だいじょうぶかな〜と心配しましたが、その後には青空になり一安心。落ち葉を拾ったりしながら元気に戻ってきました。
 登った証拠を提出し、登頂証明書を貰って、みんなでパチリ☆   
証明書と一緒の記念写真は保育園の良い想い出となることでしょう。
 みなさん、お疲れさまでした。
3月18日
 昨年11月28日に発売致しました『小笠原自然体験モニターキャンペーン』が昨日3月17日をもって全日程の予約受付を無事終了致しました。
 小笠原ツアー料金としては過去に類を見ない格安設定に、当初は発売と同時に予約が殺到すると考えておりましたが、現実はそれほどでもありませんでした。これは小笠原がまだまだ旅行先として認知されていないためだと考えたりもしました。しかし、NHKのニュースで取り上げられてから事態は一変しました。ツアーデスクの電話は一日中鳴りっ放し。宿泊施設の少ない母島は早い時点から全島満室の日程が出始めました。
 実際に来島された方に伺いました。「貴方は何故このツアーに参加されたのですか?」半数近くの方はこう答えられました「小笠原旅行は長年の夢だったの」。この言葉を伺うたびに勇気とやり甲斐を頂きました。
 今回、ツアーに参加されて小笠原を満喫された皆さま、今後も更に魅力的なツアー作りを目指して参りますので、是非、また母島でお会いしましょう。一方、今回は諸条件が整わずツアーに参加出来なかった皆さま、今後も当HPにてお徳情報をいち早く発信して参りますので、次の機会に是非お会いしましょう。
3月19日
 急に前線が通り抜け激しい雨が降ってきました。3月の入港中とあって乳房山に30名以上の人が登っていました。赤土で滑らないか、みんなカッパの用意はしているだろうかなどとふもとで心配していましたが、全員無事に到着しました。乳房山は樹木が茂っているのでその下にいる限りはそれほどのことはありません。ただ、丁度大雨の時に頂上にいた方は記念証のレリーフが写せなかったとがっかりされていました。
 気まぐれな前線は夏の台風より困り者です。3月に入ると海も安定するのに今年はちょっと違うようです。
3月10日〜