5月1日〜
5月1日
 東京では今年初めての夏日だそうですが母島は丁度過ごしやすい気温、25度です。GWを待っていたかのように青空とベタ凪の海が広がり観光客の皆さんはダイビングや乳房山トレッキングなど様々に楽しまれています。何度もいらっしゃっている方の姿もお見かけします。
 船客待合所もピカピカに掃除をし皆さんをお待ちしていました。今までも禁煙だった待合所ですが禁煙のパネルが貼られました。愛煙家の方には申し訳ございませんが皆さんが快適に過ごせるようにご協力をお願いします。
5月2日
 昨朝は久しぶりに陽射しの眩しさで目覚めたと言うのに、今日はまたまた雨模様。昼過ぎに太陽が顔を出しましたがそれも一瞬で今は強い西風が吹いています。それにしても最近は天気の話ばかり・・・。
 そこで、今日はGW第一陣到着時の様子をご紹介します。写真は船客待合所脇のウッドデッキ。なにやら人だかりが出来ています。その理由は酒の試飲。母島で製造されているラム酒とそのラム酒をベースに造られるパッションリキュールが観光客の皆さんに振舞われました。アルコール分40度でガツンと美味いラム酒に対し、パッションリキュールは12度と控えめで、あまりお酒が強くない方でもパッションの香りを楽しめると好評です。
 GW中にはあと何回か試飲会が催される予定だそうです。貴方も是非、南国小笠原の地酒を楽しみに母島にいらしてみませんか?
5月3日
 「えっ?母島のどこにこんな大勢の人が居たの??」
今日はおが丸の入出港日。船客待合所ははは丸の出港時間がせまってくると大きな荷物を抱えた人たちで溢れかえりました。待合所の軒下にも屋内に居場所を確保出来なかった方々が溢れています。理由は写真右隅の方を注意深くご覧になって下さい。
 久しぶりの大型GW、更に今年はおが丸の運航日程との相性もバッチリで、例年よりもゆったりと南国小笠原を堪能できるはずなのに・・・。天気ばかりはどうしようもありません。自然相手の各種フィールドツアーも中止が相次いでいます。「小笠原は一航海にしてならず」と思わず呟いてしまいたくなる今日この頃、GW後半の天候回復を祈り、照る照る坊主でも作りましょうか。
5月4日
 今日のははじま丸には人っ子一人見当たりません。

と言ってもこのははじま丸、実はペーパークラフトの船なのです。画用紙を切り抜いて組み立てていくのですが、なんとも細かく、本物そっくりに出来ていて、いまにも動き出しそうです。
 作者の方は趣味で作られているそうで、他にもおがさわら丸やダイビングボートなどのクラフトもあるとのこと。
 娯楽施設が少ないからなのか、島の人たちは皆さん多趣味で、玄人顔負けの腕をもっている方ガ多いのです。話してみると意外な特技を持っている人もいるかもしれませんよ。
5月5日
 天気のいまいちだったGW,昨日からやっと晴れだして今日は朝から青空が広がりました。
 風があり、少し涼しい気もしましたが、観光客の皆さんには待ちに待ったお日様です。母島唯一のダイビングショップからはウェットスーツを着た人達がダイビングをしようと船にたくさん乗って出て行きました。
お弁当をもってシュノーケルに出かけた方も多かったようです。
 そんな中、以前紹介したファンタジー号も友人たちを乗せて属島クルージングへ。平島→姉島→向島と回ってきたそう。
 母島で過ごすGWも明日で終わりです。楽しい思い出を持って帰って下さいね。
5月6日
 いやぁ〜 今日は絶好のセイリング日和。写真のヨットも気持ちよくヒールして・・・。あれっ?でも船尾にははっきりと「ははじま丸」と書いてあります。そうなんです、おが丸のGW最後便に接続するはは丸は当然満員状態。いや、でも単純に乗船客数だけでいったら数日前に入港したはは丸も満員状態だったのに何がそんなに違うのか・・・。
 答は簡単。乗船客が全て桟橋側(右舷)に集まったからなのです。はは丸入港時には無い光景。乗船客は船から身を乗り出して見送る人たちに手を振りながら「ありがとう〜」とか「また来るね〜」などと叫んでいます。母島滞在時間は違うけれど、それぞれの人がそれぞれの思い出を胸に現実の世界へ帰っていきます。お気を付けて!そしてまた来年、世界で一番遠い東京都でお会いしましょう!!
5月7日
 今日の母島だというのに昨日のお話です。ははじま丸が傾くほどの観光客の方を送ろうと、沖港岸壁にカメ男が登場しました。甲羅は大変貴重な本物の青海ガメのものです。なかなかの人気であちらこちらで記念撮影をされていました。
子供の視線にご注目!甲羅の下方についている白いものはウミガメの生態説明です。
正体はクラブノアの実習生。これから小笠原ではアオウミガメの産卵時期を迎えます。卵の保護と育成にカメ男クンはきっと活躍することでしょう。
5月8日
 連休もあけ5月も半ばになったと言うのに母島は涼しい日が多く東京の気温とあまり変わりません。草花の開花もちょっとずれているようです。船客待合所のウッドデッキではアデニウムが咲き誇っています。毎年3〜4回ほど咲き観光客の目を楽しませてくれます。競争をしなくてよい固有種は地味ですがやはり園芸種は色が華やかで蝶や蜂がひきつけられそうです。
 沖縄がそろそろ入梅だという情報が入ってきました。そうすると小笠原もそろそろかも知れません。
何だか涼しいまま入梅してしまうなんて損した気分ですね。
5月9日
 皆さんはイルカの声を聴いたことがありますか?
写真は走るボートと競争をするかのように船首に寄ってきたハシナガイルカの群れです。全部で30頭ほどの中位の群れでしたが、しばらくボートの周りで遊んで行きました。何度見ても夢中になってしまう彼らの愛くるしい動きに、舳先から身体を乗り出して顔を水面に近づけるとキュイーン、キュイーンという金属音に似た高い音が聞こえてきます。歌声なのか、他のイルカと会話しているのか分かりませんが、何故かこの声を聞くと気持ちが穏やかになります。
 ところで、イルカたちが泳ぐ海の色が凄いと思いませんか?
これ、実際の海の色なのです。実は写真を撮影したすぐ近くに水深30mの海底に横たわる沈船があるのですが、スノーケリングでその姿を眺めることが出来ちゃったりします。