5月10日
 ひと月近く滞在したファンタジー号ですが、いよいよ本日出港です。
実は当初の計画では2〜3日前に出港するはずだったのですが、ある事実が判明し急遽出港が延期されました。その事実とは・・・。
 年を遡ること5年前、ファンタジー号が初めて母島に遣ってきた時のことです。日が落ちてから沖港に入港したファンタジー号を最初に歓迎したのが、その夜たまたま前浜のシャワー室で誕生会を行っていた某グループでした。その誕生会が5年前と同じ場所で昨晩行われたのです。懐かしい顔が揃った宴は5年前と同じように夜遅くまで続きました。
 また来年、一緒に誕生会が出来ることを願いながら「いってらっしゃ〜い」と見送ったファンタジー号は、心地良い風をセール一杯にはらませて静に母島を後にしました。”ボンボヤージュ!”
5月11日
 釣り名人がボートで帰ってきました。今日の釣果は30Kのイソンボだったそうです。イソンボとは島名で、本当はイソマグロと言います。マグロはサバ科だと言うことをご存知でしたか?イソマグロは、見た目はまさに巨大サバといった感じです。リリースしてきたそうですが美味しくないから?ではありません。でも、昨日釣ったアイッパラというカツオの仲間は逃がさずお腹に入れたそうです。島でも美味しさでは5本指に入る魚です。
 岸壁ではサッパやメアジは釣れますがやはりボートがあると島生活の楽しみが倍増します。サッパも美味しい魚で10本指に入るかも・・・・・と言うのは負け惜しみではありませんよ。
5月12日
 やっと母島らしい陽射しになり、今日は汗ばむほどのお天気です。今年はどういうわけか肌寒い日が続いていました。これから夏に向かってグングンと気温もましてきます。乳房山もそろそろ花々が開花し始めることでしょう。
 乳房山の途中にある大きなガジュマルの下にはムニンシュスランが数多く生育しています。丁度遊歩道の中に生えているのでうっかりすると踏みつけてしまいます。冬には小さな白い花を咲かせます。踏まれないように標識板を付けました。ガジュマルの大きさに圧倒されてもいいのですが足元にもちょっと気をつけて下さいね
5月13日
 夏の到来を告げる”青い空と凪の海”がやってくると沖港は島民のプレジャーボートで賑わい始めます。
 写真はアナダコ捕獲の瞬間です。母島内でも獲れますが、母島周辺に点在する岩礁や属島では捕獲の確立も桁違い。そんな穴場へ行くにはやはりボートが必要となります。
 それにしても島民の目の良さと手際の良さには舌を巻くばかり。前を歩き、くまなく探して通り過ぎたその直ぐ後ろで「ゲット〜!」の声があがります。その度に「何故?何処に??」と首をひねること数知れず・・・。約2時間後、ご近所へのお土産分も十分確保しての帰港となりました。
 さぁ、これからしばらくの間はタコ尽くし。先ずは刺身とタコキュウで一杯ってところですかねぇ。あっ!タコピーにする手もありました。これぞ島の味ですね。
5月15日
 本日、小笠原村長をはじめ、父島からも関係各所より来賓を迎えて小笠原母島観光協会の第20回通常総会が行われました。
 TSLの不就航やその対策事業として行われた「小笠原自然体験モニターキャンペーン」などトピックスの多い17年度でしたが、事業報告に対して賛成多数の拍手を頂きホッと一息です。
 因みに「今日の母島」も昨年度より取り組んだ事業の一つでした。嬉しいことに開始直後より当協会HPを訪れて下さる方の数も順調に伸び、総会出席者からも予想以上の反響に高い評価を頂きました。そして、今年度も継続出来ることになりました。これも「今日の母島」を愛読頂いている皆さまのお陰です。これからも”臨場感溢れる母島日常話?”を目指し頑張りますので宜しくお願いいたします。
5月16日
 脇浜なぎさ公園入口にウミガメ保護施設があります。通称カメいけすには今年捕獲されたアオウミガメが20頭ほどの泳いでいます。そろそろ産卵の季節です。写真の緑色のネットはカメの卵を保護する為のものです。カメの卵は産まれた場所から保護施設内の安全なところに埋め戻します。その時のワクとして使用するようです。
 カメの産卵を見学する場合はライトを照らさないようにしましょう。大きな声も禁物です。保護施設入口の注意事項をよく読んでルールを守るようお願いします。
5月17日
 写真は沖村都住の直ぐ上にある通称”テレビ塔”。これが建ったお陰で1千キロ以上離れた海の孤島でも内地同様に地上波放送が見れるようになりました。
 しかし、今日の主役はアンテナではありません。写真内の赤い矢印の先に小さな物体が取り付けられているのが分かりますか?実はこれ高性能カメラなのです。同じカメラが父島某所にも取り付けられており、お互いのライブ画像が楽しめるようになりました。母島に居ながらにして、おが丸の入出港風景を見ることも可能です。更に、場所によっては身振り手部振りで意思を伝えることも可能かも?
 このように様々なポテンシャルを秘めたライブ映像ですが、母島では村役場と船客待合所で楽しむことが出来ます。
5月18日
 フルーツロードに植えられたパイナップルが順調に育っています。写真の実は既に赤ん坊の顔くらいの大きさになっていました。食べ頃までにはあと暫くありそうですが、そんな食べ頃を今か今かと待っているのは人間だけではありません。黄金色になったパイナップルに大きな穴が開いている光景をよく見掛けます。
 穴掘りの犯人はクマネズミ。人間とは比べ物にならない鋭い嗅覚でフルーツの食べ頃を絶対に見逃しません。そんな彼えらにご馳走を横取りさせる前に、フルーツ好きな観光客が来島されることを期待します。ご存知ですよね?フルーツロードは果物好きにはたまらない、観光客のためのフルーツ”モギトリ”ロードなのです。
5月19日
 さぁさぁ!いよいよ島じまん2006が近づいて参りました。今年はおが丸の運航日程との相性もバッチリ??で、来週末の開催だというのにスタッフは明日のおが丸に乗って内地入りです。写真はそれと同じ便で出荷される観葉植物たち。実は島じまんで小笠原ブースのムード作りに一役買ってもらう大切な演出道具なのです。出荷業者の方がこれから始まる長旅に向けて万全な梱包をして下さいましたが、日向に置かれたコンテナ中の温度は軽く40℃を越えます。はたして竹芝で元気な彼らと再会出来るのやら・・・。
 因みに、写真に写る鉢物は全て会場で予約販売いたします。その数、大小合わせて13余。貴方もこの機会に小笠原の太陽をたっぷり浴びて育ったグリーンをお部屋に連れて帰ってみませんか?当然早い者勝ちです。
5月10日〜