7月1日
6月もあっという間に終わり、今日から7月です。天気予報を見ていると内地の気温も高いようですね。クーラーがないと生きていけない!!という人も多いですが、冷やしすぎには注意して下さい。
 視覚的な涼しさとして、小笠原の海を泳ぐウミバナトビエイののポスターはいかがでしょうか?
昨年度の小笠原フォトコンテスト金賞受賞者の作品で、サイズはB0、大体110×150cmくらいある大きなポスターです。フォトコンテストは今年も7/3〜11/1までの期間でクジラ・イルカ部門、マリン部門、フィールド部門、デジカメ部門の4部門で行われます。応募票は村役場や観光協会に置いてあります。興味のある方はどうぞ。
 また、母島ファンクラブの方は母島観光協会窓口にて会員証を提示して頂ければこのポスターをプレゼントいたします。ご希望の方はぜひ母島へ!!
7月2日
今朝、観光協会の裏側の窓を開けたら、メジロがたくさん集まっていました。裏に生えているパパイヤの実を啄ばんでいたようです。かわるがわるやってきてはパパイヤを食べて飛んで行く、というのを何度も繰り返していました。
 午後になるとパパイヤはすっかり無くなっており、隣に生えているタコノキの葉陰で休んでいました。やはり暑いのでしょう、かなり近くによってもなかなか逃げ出しませんでした。
 鳥の世界も色々大変なのでしょうが、美味しい果物を食べて木陰で休む姿を見ているとちょっとうらやましくなってしまいます。
7月3日
 母島の北に桐浜という場所があります。その名のとおりハスノハギリという植物が小さな林を作っています。勿論戦前住んでいた人が植えたものです。理由は分かりませんが、戦前はハスノハギリをカヌーの材料にしていたと聞きます。海岸沿いなのでその材にと植えたのかも知れません。
 さて、桐浜のハスノハギリの葉はどれも細長く、集落で見かけるものとは葉の厚さや光沢が違っています。人間の顔に眼が大きいとか、鼻が高いとかの違いがあるように場所によって遺伝子が違うのでしょうか。むやみにある場所から持ってきた植物を全く違った場所に植栽するのは考えのもだということがわかります。この植物は固有種ではありませんが貴重な固有植物の場合は専門家の知識が必要です。慎重な判断と専門家の意見を聞く耳を持たなければなりませんね。
7月4日
 濃い緑の葉に赤い花。まるでクリスマスのような楽しい配色です。コツタス スピカトスという学名のショウガ科の植物です。熱帯アメリカ原産で別名、インディアンヘッドジンジャー。硬く巻いている苞のかたまり(?)から花である突起物がのぞいています。これがインディアンの頭につける羽根飾りに似ているところからこのような呼び名が付いたそうです。1本、2本と、日を追うごとにでてくるので毎日楽しみにしています。頂いた営農研修所のお話によると、なかなか値の張る観葉植物だそう。
フクジンソウ属と言いますから栽培したら福神が来るのでしょうね。
7月5日
今日は新しいメジロの巣が届きました。以前に紹介した巣は、毎日触られているうちにすっかりぼろぼろになってしまったので自然に還してあげました。
 今回届いたものはタマナの枝にくっついています。前のものよりちょっと小型で、内側は木の繊維やテグスのようなもの、外側は葉脈だけになった葉っぱや綿のようなもので作られています。ひも状の繊維がタマナの枝にしっかりと巻きつけてあり、ちょっとやそっとじゃ落ちたりしないようになっています。
くちばしだけしか使うことのできない小さな鳥がいったいどうやってこんなにきれいな形を作るのでしょうか?
7月6日
 このところずっと天気が良く、海は凪いでいた母島ですがついに台風の気配が近づいてまいりました。
 上の図のように台風は沖縄へと向かっているので天気が崩れる様子はありませんが波がだんだん荒くなってきたため、前浜に浮かんでいた船はみんな陸の上に移っていました。沖縄から2日ほど遅れて波が来るようなので、週末がピークになるようです。おがさわら丸に乗った人たちのためにも、早く通り過ぎてくれないかと祈るばかりです。
6日に東京を出発した皆さん、船酔いに負けず、がんばっていらしてくださいね。
7月7日
 今日も快晴な母島ですが、やはり海は荒れ気味です。久々に揺れた船に大変な目にあった方も多かったようです。

 朝から大きなプレゼントが届きました。バナナがたわわに実った枝がなんと3本も!!モンキーバナナやキングバナナと呼ばれる小型のバナナですが、甘いだけでなく酸味も程よく、おいしいのです。
 『只今追熟中』の札が下がっているとおり、まだまだ青いこのバナナ、黄色くなるまではあと4〜5日はかかりそうです。いい色になったら『食べ頃』 『ご自由にどうぞ』の札に付け替えますので、ぜひお召し上がりください。
 
7月8日
 小笠原植生回復ボランティアツアーの方々が来島され、今日は朝から島民と一緒に桑の木山で植生回復作業を行いました。桑の基山という地名はアカギ山におきかえられてしまいそうなほど、外来種アカギがはびこっています。幼樹の引き抜き、萌芽処理、そして在来種の植え込みを行いました。傾斜のきつい林での作業です。しかも島はまさに夏本番の暑さです。皆さん、本当にお疲れ様でした。
 夕食後はアカギのチップを使ったアカギ染めを体験し、今日一緒に作業した島民と懇親会と行います。パッションフルーツもふんだんに用意しました。ビタミンc補給で疲れを癒していただきたいと思います。南洋踊りの披露もあるかも・・・・
7月9日
 ちびっこつ釣り師出現!のんびりとした日曜日の夕方、お父さんと釣り糸を垂らしている姿はなかなか堂に入ったものです。早速4歳の釣り師にインタビューを試みました。「何、釣りたいの?」「カサゴ以外」さすが島っ子、カサゴの名前がでるとは・・・・「どうして」「だって毒があるもん」う〜ん。魚に関する知識もあります。「何が釣れるといい?」「ツノダシ」やはりきれいな魚は人気です。かわいいものね。
 お父さんと海を見ながらお魚の話をするのはきっと楽しいでしょうね。実はお父さんのほうがもっと楽しいのかもしれません。
7月1日〜