7月10日〜
7月10日
 またか!と言われそうですがハスノハギリがまた登場してしまいました。今日はつぼみの写真です。夏になると、チャイニーズランタンと言う別名のとおり丸い風船のような花が咲きます。てっぺんが開いており中にある黒い核果が灯心のようです。クリーム色から濃いピンクに変わっていく丸い花は大変かわいい姿をしています。花ごと海に浮かんでこの島まで運ばれてきたのですが、波に乗って海を渡るピンクの花の船を見たいものです。
 つぼみをよく見ると小さいながらも丸い形をしています。かわいい花が咲いたらまた写真でご紹介します。海に浮かべて見ましょうか。
7月11日
 フラのステージ衣装やはは丸のお別れのシーンに必ず登場するのが島の人手作りのレイです。観光協会にもハワイで買ってきたらしいレイの作り方の本があります。写真がたくさん載っていて、英語のわからない人でもなんとなく作り方がわかってしまう、素敵な本です。
 この本には花だけでなく、木の実や枝、さらにはトマトを使ったもの(!!)まで乗っています。(観賞用トマトですが・・・)
 しかし、母島でよく作られるレイはハイビスカスやティーリーフを使ったものです。ハイビスカスは花を摘んできて針で糸に通していきます。 ティーリーフは真ん中の芯をはずして半分に切り、それを捩じってよっていき、あいだに葉っぱやプルメリアなどをはさんでいきます。どちらも作る人の気持ちのこもったとても素敵なレイです。
 興味のある方は本をお見せしますのでどうぞいらしてください。
7月12日
島ではサークル活動も盛んですが、同じくらい婦人会や壮年会などの団体活動も盛んで、お祭りやイベントはそのような各団体を中心に動くことが多いのです。 
さて、来る7月17日(月)17:00〜、脇浜なぎさ公園にて母島音楽同好会と青年会主催の野外ライブを行います。ロックあり、フラメンコギターあり、三線あり、民族楽器ありと盛りだくさん。島の音楽好きが集まるイベントです。当日は青年会よりビールと軽食の販売をいたします。
 夕涼みがてら出かけてみるのも楽しいかもしれません。イベント情報にも載せましたのでそちらもご覧ください。
7月13日
 海がめの産卵季節を迎えました。脇浜なぎさ公園にある海がめ産卵保護施設では、GWから産卵が始まりました。通称亀イケスには、雄1頭雌21頭が泳いでいます。産卵が盛んに行われるのもうなずけます。
 この写真は脇浜に自然に産卵に来たアオウミガメです。21:15頃から穴を掘り出し22:15に産卵が始まりました。産卵終了は22:40。穴を掘るだけでも1時間かかるのです。大変な思いをして産んだ卵が、悲しいかなすべての卵が無事に孵るとは限りません。
 クラブノア母島では、海がめ産卵保護施設で生まれたものに限っては保護し、海に帰しています。8月初旬まで、おがさわら丸入港日の20:00から亀のレクチャーを実施しています。ようやく孵り始めた小亀の放流も体験できます。詳しくはクラブノア母島04998-3-2442までご連絡ください。
7月14日
 白い穂のようなものはモモタマナの花です。よく見ると小さな花がぎっしりと付いているのがわかりますが、実は元にある花は雌花で、先にあるのは雄花だそうです。
 モモタマナの実は、桃の種のような紡錘形をしています。そこからモモタマナという名が付いたのでしょう。
 葉は、赤く紅葉します。南の島で紅葉が見られる木は少ないので時期になると大変目立ちます。落ちた赤い葉を草木染にするときれいな黄色の染物が出来上がります。
 大きな緑の葉は、おにぎりを包むにも適しています。また、枯れた実は石などで割ると中にナッツのような種があり、子供たちのよいおやつです。ちょっと炒るとおつまみにもなります。
 様々なことに利用できるすぐれものの樹木です。
7月15日
 午後1番で観光協会の目の前に消防車が。もしや観光協会が火事?!と思いきや、今日は消防団の放水訓練をしていました。
 島には消防署が無いので、もしも火事が起こったら消防団が出動することになります。島で火事が起こることはめったに無いとはいえ、万が一に備え、消防士を講師に迎えて訓練を行っています。消防自動車と小型動力ポンプを使って海水をくみ上げ、海に向かって放水の練習です。
 訓練は1時間ほどで終了したようでした。島を守るために暑い中練習する姿を見てもしものときも大丈夫そうだと安心しましたが、消防団員の皆さんが実際に出動する事にならないよう、よりいっそう火の元に気をつけていかなくては、と思いました。
7月16日
 とうとう農協にてマンゴーを見つけました!!
と言っても、本来の大きなものではなくスモモくらいのかわいいサイズ。しかし、小さくっても甘さは抜群、種がありますが一口サイズで食べやすく、ちょっと甘いものが欲しいときにちょうどいい良い大きさです。
 大きなサイズのものもそろそろ出荷が始まるようですが、まだ島内には出回っていない様子。例年そんなに数が出ないと言う、島民にとっても貴重なマンゴー。今年は成り年だそうなので、きっと目にする機会も多いことでしょう。

昨日の『今日の母島』に1つ訂正がありました。
「放水訓練は1時間ほどで終了・・・」と書きましたが、実は観光協会前から場所を移動し、なんと17時まで訓練をしていたそうです。団員の皆様、本当にお疲れ様でした。
7月17日
「脇浜LIVE開催」のチラシが貼り出されています。脇浜なぎさ公園に島の音楽好きが集まり今日5時から様々な演奏が繰り広げられるようです。ロックあり、ドラムセッションあり、フラメンコギター演奏、ギター、ウクレレ、なんと三線まで。小さな島ですが、音楽自慢が結構いるのです。
 夕方から練習している音が聞こえてきます。若者たちがいそいそと先客待合所の前を通っていきます。毎日日中は暑いのですが、日が落ちると涼しくなる公園で、いよいよ楽しい音楽会が始まります。そのうち空には満天の星が現れて来ることでしょう。
7月18日
 絶滅が危惧されているアカガシラカラスバトです。これは今月9日に乳房山1遊歩道にあらわれたものです。撮影者によると手を伸ばせば触れるほどのところに15分ほどうろうろしていたそうです。
 カラスバトは冬に繁殖し、夏はいろいろなところに出現します。今年は乳房山で見かけたと言う情報が多く、観光客は思いがけない遭遇に感激しています。でもいつもいるというわけではありません。遭遇した人はやはり運のいい人といえるでしょう。
 乳房山はハハジマノボタンが満開で今が一番いい時期です。亜熱帯での登山です。水分を多めに持って登ることをお勧めします。撮影者:山崎 安弘
7月19日
島の中でよく見かけるブーゲンビリアの花ですが、ちょっと変わった花を見つけました。ほかは全部白い花なのに、1箇所だけピンクの花が・・・。咲く木を間違ってしまったのでしょうか、花も心なしか申し訳なさげに咲いているようにも見えます。
 さて、「花」と書いてきましたが、実はピンクや白の部分は花びらではなく、葉っぱが変化したもので「ホウ」といいます。そしてホウのなかに白くて小さなじょうご型の花を咲かせます。ホウは紫がかった濃いピンク色のものが多いですが、白いものやオレンジ色などもあります。
 青い空にブーゲンビリアが咲いているだけで、南国ムードがいっぱいです。