8月10日
 早朝・・・脇浜に一人の島民。その傍らから愛犬が元気に走り出した。
今日も穏やかに母島の夜は開け、いつものように1日が始まろうとしていた。 
と、突然愛犬の動きが止まった。今まで元気に走り回っていた愛犬がピクリとも動かない。
その先にはなんと!エイリアンの死体が!!(食事をしながらHPを見ていた方がいたらすみません)
エイリアンの正体はうつぼでした。丸の中はタバコとの比較写真ですが、かなりの大物。打ち上げられたのか、原因はさだかではありませんが、いきなりこれが目の前にあったら犬でなくともびっくりです。ワンちゃんの心中お察しします。
皆さんも脇浜を散歩をする際は“エイリアン”の出現にご注意を。
8月11日
 内地の庭によく見られるユッカです。とがった先端が人を寄せつけないので泥棒よけに植えているのだとばかり思っていましたが、なんと、こんなにきれいな花が咲くとは驚きです。
 ユッカには40〜50種ほどの種類があるそうです。これはエレファンティペス。よく見ると木の元の方の樹皮がなんとなく象の皮膚に似ていなくもありません。
 ユッカはリュゼツラン科。小笠原にはリュウゼツランとアオノリュウゼツランが海岸付近に数多く見られます。島で言うリュゼツランはサイザルアサで繊維をとるために明治時代に植栽されたものです。母島にはマニラ坂という地名があり、昔はサイザルアサを道に敷き、道を通る大八車につぶされたものを繊維にしたそうです。真偽のほどはわかりませんがなんとものどかで南の島らしい横着さです。
8月12日
 観光協会がついに果物屋に!!と思ってしまいそうな写真です。母島を訪れた皆さんに食べていただくために吊り下げておいたバナナが食べ頃になっています。甘いだけではなくちょっぴり酸味もあるおいしいモンキーバナナです。
 島には何種類かのバナナがありますが、このモンキーバナナと、青くても食べられる三尺バナナの2種類が主に栽培されています。以前料理用バナナを頂いた事がありますが、しばらく置いておいたら普通に売っている輸入のバナナ同様の味になりました。
 バナナはすぐにエネルギーになるそうです。乳房山登山前に是非1本、お持ち下さい。
8月13日
 ぽけっとしているメジロ君。目も半開きです。実は船客待合所そばの電話ボックスにぶつかり脳震盪を起こしているのです。
 子供のメジロが多い時期なので、船客待合所にもよく迷い込んできます。脳震盪なら、しばらくポケッとしてるだけで、ネコにさえ襲われなければなんと言うこともないのですが、運悪く、激突の勢いであえない最後を遂げてしまうものもいます。また、車にぶつかってしまうものもいて、孵った子達がすべて大人になれるわけではありません。
 このメジロ君、その後無事に飛び立っていきました。よく周りを見て飛び回ってね。と言い聞かせたのですがわかったかどうか心配です・・・・・
8月14日
 先日の台風7号以来、不安定な天候が続いている母島・・・。10号も接近!
と思っていたら以外に影響がない、と思っていたらいつの間にか11号発生!!しかも西には行かず、
東よりに進む模様。ひょっとして直撃コース・・・?
明日は、ははじま丸運休日ですが、16日の便が欠航する恐れありとの事で、16日にははじま丸、
おがさわら丸を乗り継いで内地へ戻られる予定のお客様は、急遽予定を変更して本日のははじま丸で
父島に渡っていただきました。この繁忙期ということで、当初はお宿がない方もでるのでは、と言うことで、
父島の地域福祉センターにお泊り頂く準備もされましたが、予想外にお宿がない方も少なく、無事お宿に
入られたそうです。まずは一安心。自然が相手とはいえ、せっかく来て頂いた方に
本当に申し訳ない限りです。台風消えてなくなれ!!!
(写真は本日17:00頃の沖港。確かにうねり始めてます・・・)
8月15日
引き続き台風情報をお伝えします。
11号を待っているかのように停滞する台風10号。2つの台風にはさまれて、沖港の波もだんだん高くなってきました。写真は満潮時の午前10時ごろ。水位も上がり、波が岸壁を越えてきそうです。雨が降ってきたらもっと高くなって来たのでしょうが、午前8時過ぎに一過性の雨が降ったきりでした。
 スノーケリングなどの海遊びを楽しみに来た方は残念な海上模様ですが、昨日・今日とそれほど雨が降らずにいてくれたため、代わりに乳房山へハイキングに行き、アカガシラカラスバトに遭遇した方もいました。これも災い転じて・・・と言うのでしょうか。
17時の時点で明日の午前便のはは丸の欠航が決まりました。午後便が出るかどうかは台風次第です。


本日11:45より村民会館にて小笠原諸島戦没者追悼式典が行われ、正午から1分間の黙祷が捧げられました。
8月16日
 今日はおがさわ丸の入出港日ですが台風の影響で、ははじま丸は出港便入港便のどちらの便も欠航となりました。16日に帰る予定の観光客の方は19日まで母島滞在を余儀なくされましたが、釣竿を借りたり、小笠原関係の本を読んだり、のんびりと過ごされた方もいたようです。たなぼた休暇だと喜んでいる人もいたとかいないとか・・・・
 明日のははじま丸は来て欲しいと、船客待合所に設置されている天気図を熱心に見ている観光客の方も。波高を調べていらっしゃいましたが、予報によると明日の波の高さは2.5〜3mだそうです。沖港から眺めると波も落ち着いてきて、どうやら明日は人間も郵便も食材もやってきそうです。
8月17日
  昨日の「今日の母島」でもお知らせした通り、昨日ははじま丸が欠航。前日の運休日と合わせ2日間、
母島はまさに孤島になってしまいましたが、本日は、ははじま丸予定通り入港!
台風、熱低の影響でダイビングも船が出せず、ここ数日北港、東港のビーチエントリーだったようです。
写真は先週の平島のポイントでのひとコマ。母島で足止めされていた観光客の方にご提供いただきました。
いくら小笠原といってもダイビング中にイルカが寄って来てくれる事はそうそうないのですが、
なんとも楽しそうです。台風に影響されたお盆休み期間でしたが、母島はまだまだ夏真っ盛り。
山だけでなく海も楽しいこといっぱいの母島です!                (長谷 篤 氏 撮影)
8月18日
  台風の影響でしょうか。2〜3日前から次から次へと海草が打ち上げられ、前浜は海草浜となってしまいました。この海草、ホンダワラ科のフタエモクです。海の底に生えていたものが台風のため生じたうねりに巻き込まれちぎれて波に寄せられたのでしょう。
 急遽島民や観光客に呼びかけ海岸清掃が実施されました。急に決まったのとういうのに70名ほどの人が集まり、約1時間半ほどで見違えるほどきれいな浜になりました。
 ご協力頂いた方々、ありがとうございました。
回収されたフタエモクは農業者が土に混ぜて肥料にし、有効利用されるそうです。今年のトマトはさらに甘いかも・・・期待しましょう。
8月19日
  沖港に響き渡る若者達の歌声!何事かと船客待合所を飛び出してみると、学生さん達の
仲間のお見送りでした。
今、母島には東京農大と日大の学生さんたちが農業研修中。
(昨日の海岸清掃にも参加してくれました)
日程の関係で先に帰る学生さん達を、島に残る学生さん達が
盛大にお見送り。大根はありませんでしたが、農大名物“大根踊り”と
日大の“外研歌”という2曲でお見送りに華(?)を添えてくれました。
このあとみんなが豪快にお見送りダイブした事は言うまでもありません。
8月10日〜