10月10日
 さすがの母島も朝夕は涼しくなって風も冷たく感じられるようになりました。朝の船客待合所の温度計も28度。しかし昼間の日差しはまだまだきついです・・・。
そんな秋の訪れを感じつつちょっと寂しい話題を。船客待合所で里親を募集していたマッコウ、ザトウ、マグロ君達。残念ながら引き取り手がなく「今日は大漁だね!」といわれそうな感じで軽トラの荷台に積まれて運ばれていきました。島の子供達の力作だっただけに、本当に残念。次は恐竜を作るそうですが、船客待合所が“ジュラシックパーク”になる!・・・ことはないと思います。
10月11日
 台風18号が小笠原に向かって進行中です。このままだと入港日近辺に当たりそう・・・。またはは丸が動けず、牛乳や野菜が無くなってしまうのでしょうか。
 今月は週末ごとに台風が近づき、漁師の皆さんは船を上げたり降ろしたりで大忙しです。そんな中、母島唯一のダイビングショップ・クラブノアのダイビング船も陸の上へ。上げたついでに掃除をしているところです。
水を勢いよく噴射し、古いペンキをはがして塗り替えるそうです。霧雨の降る中、さらに水に濡れつつ頑張っていました。
今便はちょっと厳しそうですが、次便ではきれいになったダイビング船で海に遊びに行けそうです。
10月12日
 船客待合所“ほったらかしの鉢植え”シリーズ!!というわけではないですが、先日咲いたカトレアの
鉢植えの同じ株からまたしても花が咲きました。奥に見えているのが先日の花ですが、
これだけ何の世話もせずに同じ株から2回も花が咲くとは・・・、やはり南国育ちの元気さなのでしょう!
しかし、この花もいつまでもつか。台風18号が勢力を強めつつ、速度はだんだん遅くなり、
進路も北よりに変えながら、いや〜な感じで進んでいます。本日のははじま丸は出港を2時間早めて出て
行きました。明日物資を運んで戻ってくることを島民は祈っております。
10月13日
 午後5時の沖港の風景です。東風のせいか、港の中は意外に静かです。今日明日のははじま丸は
欠航決定。おがさわら丸は16日の出港予定を明日に変更して内地に戻るようです。父島まで届いた
物資は、またしても母島には届かずじまい。今日明日ダメなのに、15日に台風の中ははじま丸が来る
とは思えないのですが・・・。と言うことは次は16日?
気のせいか最近の母島の商店は、慢性的な品物不足のような気がします・・・。
日が落ちるのもどんどん早くなって、朝夕もめっきり涼しくなって、秋らしいく物悲しい雰囲気が
漂っているところへ、再度のははじま丸欠航。哀愁の漂いまくっている今日この頃の母島です。(泣)
10月14日
 このところ台風に翻弄されていますが、その影響か、ジャックフルーツ(ナンカまたはバラミツ)の実が熟さないうちに割れてしまいました。かなりの大木なので採るのも大変だったようです。未熟な果肉を料理の材料にしてくれと母島草喰の会に持ち込まれました。高さ60cmにもなる大きなものです。以前吉田よし子氏の本を参考にキンピラを作ってみたのですが果肉が熟しすぎていてどうもうまくできませんでした。今回は野菜として使えそうなので台風できっと仕事もお休みでしょうからなにやら作ってみることにします。以前、種を下処理してからバター炒めにしたら結構なおつまみになりました。甘く煮ると栗のようとも言います。さてさて、どんなものになることでしょう。
 台風時の楽しみがひとつできました。続きは又の機会に。
 しかし、解体作業は大変なものでした。
10月16日
 台風18号は14日夜半から勢いを増し、15日の午後1時頃まで猛烈な雨と風で母島を蓋いました。先日の14号ほどの猛烈さはありませんでしたが過ぎ去るまでの時間が長く、ほぼ一日缶詰状態を余儀なくされました。幸いなことに停電もなく日常生活には困りませんでした。
 さて、その台風の中、14日にお伝えしたジャックフルーツの種を甘く煮てみました。見た目は大きい白いんげん豆。味もその通りです。試食した人は、「食感は栗で味はお芋みたい。」との事。今日はバターで炒めて小笠原の塩を振り、ビールのおつまみといきましょう。ちなみに隣のシャーレーに入っているのは生の種です。根が出てきました。
10月17日
 洗濯向きの暑かった昨日とは一転し、今日は朝から涼しくなりました。窓を開けたまま寝てしまった人は、ひんやりした風に目が覚めたのではないでしょうか。
 お日様の姿もあまり見えず、どんよりした空で時々雨が混じってきます。子供達はTシャツ姿で平気でしたが、大人は長袖や1枚上に羽織る人が目立ちました。
 午後5時現在の気温は25℃。風があるので体感温度はもっと低く感じられます。夜に脇浜でビールを飲みつつボーっとしていると、冷たい海風に鳥肌が立つほどで、引き上げる羽目になることも。
これから母島へ行く予定の皆さん、薄手の上着を1枚持ってきたほうがいいでしょう。
10月18日
 本日の母島は朝からの雨。台風が去った後、一時晴れ間が出ましたが、その後どんよりした天候が
続き、夕方前からやっと青空が戻ってきました。台風養生で陸に上げられていた漁船もやっと本来の
海の上に戻されました。明日からはおいしい魚が食べられるかな・・・?
 北へ向かう道路“北進線”の通行止めも、午前8時に解除。また本来の母島の姿に戻りつつあります。
「もう台風は来ないでくれよ」と思いつつ、気象衛星画像の下にある雲のかたまりが
ちょっと気になる今日この頃です。
10月19日
 今日は入港日。久々に予定通りに船がやってきました。予定通りのことだけれど、続けて欠航した後だとなんだかほっとしてしまいます。

さて、今年もやってまいりました、赤い羽根共同募金。10/1〜12/31までの長期にわたって行われます。内地では駅の近くで「赤い羽根共同募金に、ご協力をおねがいしまーす」という声が響くことでしょう。
この赤い羽根を見かけると、冬が来たな、と思います。ボランティアの皆さんの寒い中がんばっているなーというイメージが広がるからでしょうか。。
 島では街頭募金はしていないためか、赤い羽根をつけた人を見かけることはほとんどないようです。
10月10日〜