1月1日〜
1月1日
 皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も小笠原母島をよろしくお願い致します。本日、小富士からの初日の出です。4時30分に出発の小富士初日の出登山には、島民、観光客を合わせ70名ほどの参加を頂きました。雲が広がる空にどうなることかと思いましたが、太陽は無事水平線から昇りました。残念ながら昇ってすぐに雲の中に入ってしまいましたが、水平線から太陽が昇った事で参加して頂いた方々には、満足してもらえたようです。海びらきのイベントにも、これまた島民、観光客を合わせ300人近い人出がありました。本当にありがたい限りです。皆さんのこの1年がよい年でありますように・・・。
1月2日
 今日は正月らしく羽根突き大会が行われました。先月の23日に皆さんの手作りで、竹を使い今日のための羽根がつくられました。島の伝統的な羽根突きではタマナの木でつくられた羽子板が使われます。羽根突き大会といっても、負けたほうの顔に墨を塗るようなことはありませんでしたが、40人ほどの子供さん、親御さん、先生達が集まり楽しそうに遊んでいました。まだまだ年末年始の観光客の方々も多くいらっしゃいますが、それとは別に島民も島民なりにお正月を満喫している本日の母島でした。
1月3日
 本日出港日。先便で138人乗せて入港したははじま丸でしたが、今回の便には118人が乗って父島へ向かいました。年末入港のおがさわら丸はそこそこ揺れたようですが、今回の帰り便はそんなに揺れずにゆったりできるのではないでしょうか。またしばらく母島は、人も少ないのんびりムードが続くと思われますが、中旬以降はおがさわら丸がドックに入ってしまうので、お客さんも少ないというか、来られないで少々寂しい事になりそうです。
1月4日
 乳房山の上になにやら飛行物が!実は為朝凧という、八丈島から伝わった、小笠原の凧です。船客待合所にある事務所まで「ブルンビュン」という音が聞こえます。岸壁で凧を揚げている、昔子供だった方にお話を伺うと、昔は1畳ほどの大きさの凧を前浜で上げたそうです。お正月頃は西から風が吹いてくるので風に乗ると乳房山の方まで上がったとのこと。高く上がると海岸沿いのタマナの木にくくり付け、羽根突きに出かけていきました。羽根突きをしながら凧の様子を見ていたそうです。
 凧の上の骨に半紙を細くきったものを弁のように付けてあるので風に乗った凧が「ビュンビュン」と音をたてるのです。昔は音を鳴らすことを競ったそうです。凧に付けるものも半紙を切ったものではなく、羽二重を使ったといいます。昔はどんな音で凧がうなっていたのか聞いてみたいですね。
1月5日
 今日は出初め式。いつもはこの岸壁にいるはは丸にちょっと移動してもらい、10時半から始まりました。
 挨拶が終わると放水が始まります。写真では分かりにくいのですが、右のホースからは赤い水が出ており、紅白のめでたい放水にギャラリーからも歓声が飛びます。赤い水は海に向かって放水するので、害のないように食紅で色をつけているそうです。
 出初め式が終わると、子供達がいっせいに消防車へと駆け寄りました。なんと子供を乗せて島内を回ってくれるそうです。みんなどんどん乗り込み、とっても楽しそうでした。
母島消防団員の皆さんお疲れ様でした。
1月6日
 本日はおがさわら丸の入港日。1時間ほど遅れはしましたが、内地からの荷物を載せて、ははじま丸も無事入港。通常なら明日11:30の出港まで1泊するのですが・・・。天候の悪化が予想され明日は運休の可能性があるとの事で、急遽着発に変更。明日7日には警察署の武道始式が父島で行われることになっており、出席予定の子供達など、今日の便で慌しく父島へ移動となりました。“爆弾低気圧”の影響はいかほどのものか?明日の天候が気になります。
1月7日
 予想通りというか、やはり本日のははじま丸は欠航になりました。朝から凄い風で海も白波がたち、かなり荒れています。天気も晴れていたかと思えば突然雨が降ったりと不安定です。1000km以上離れた“爆弾低気圧”の力、恐るべしです。これが900人以上のお客様を乗せた先便にあたらなかっただけ感謝しなければいけないのかも知れません。(今便でいらしてくださっている方には申し訳ありませんが…)南の島と言えども冬の海は厳しいです。明日のははじま丸は大丈夫かな・・・?
1月8日
 またしてもははじま丸欠航です。風はおさまってきているようですが、波はまだかなりあります。沖港内の海面がかなり上下していますが、その波間にオオセグロカモメ。このコーナーに度々登場していますが、来島から1年が過ぎようとしています。羽根を怪我して飛び立てず、夏は越せないだろう思われていたのが、無事生き延びちゃいました。時折飛び立とうと羽ばたくのですが、体は浮かない様子。母島の夏をひと夏越えたなら今年の夏も大丈夫かな・・・?まっ、なにはともあれ、しばらくは大好きな冬。今日みたいにはは丸の来ない沖港で波に揺られてのんびりして下さい。
1月9日
 7日の武道初めのために父島に渡っていた子供達が帰ってきました。はは丸欠航のため、学校の始まる今日まで帰れなくなっていたのです。
 例年ですとはは丸下船後、船酔いのまま武道大会へ・・・という状態でしたが、今年は荒天に助けられ(?)、前日から父島に渡ることができました。皆(おそらく)万全の体調で望めたのではないでしょうか。
結果は・・・柔道・剣道ともに惜敗・・・。柔道は4勝4敗2分け、剣道が2勝2敗3分け、と勝率は同じだけど内容でやや負けてしまったという残念なものでした。小中学生の皆さん、この悔しさをバネに来年の大会に向け頑張ってくださいね。