1月20日〜
1月20日
 本日はお昼休みにクラブノア母島でホットサンド片手にホエールウォッチングをして来ました。デジカメの性能のせいで脇浜が薄暗く写ってしまいましたが・・・、雲は多かったですが薄日の差すまずまずのお天気でした。「お昼休みにホエールウォッチング」とは我ながら素敵な島に住んでいるのだなあ、と実感します。昼食をとりながらの1時間弱の間に、のべで5頭ほど確認できました。母島にはホエールウォッチング専門の船はありませんが、陸上からでも充分に観察できます。港から歩いて行ける鮫が崎、静沢が手ごろでおすすめですが、時間があれば、南崎・小富士か乳房山に登って上からのんびりゆったり観察なんていうのも良いと思います。皆さん是非お試し下さい。
1月21日
 今日も母島の天候はおおむね良好!夕方になって今日の夕焼けはどうかと外に出てみると、乳房山がすっぽり雲の中。おがさわら丸が来ないのんびりとした雰囲気の中、乳房山も一休みしているのかも・・・。(そんなわけはないか)23日には共勝丸が入港予定ですが、おが丸が来るまで1週間ほどあります。観光客もほとんどなく、寂しい感じもしますが、これが“本当の母島!?”なんて考えてしまう今日この頃です。
1月22日
 お昼から戻ると、なんだか港からキャーキャーと歓声が。覗きにいってみると保育園の年長のみんなが手作りの凧を揚げていました。
 ビニールに竹ひごの骨、新聞紙の足を付けて自分で作った立派な凧。ただ惜しいかな、今日は風速12m(父島観測)の強風が吹きっぱなしの日。凧はくるくると高速回転をし、なかなか上手く揚がりません。強風のあまり手から離れ、岸壁に向かって転がっていく凧を夢中で追いかける子供達にちょっとドキドキしてしまいました(冷や汗)。
 それでも時々、写真のようにふわっと上がる瞬間もあり、みんなとっても楽しそうに走り回っていました。以前紹介した為朝凧みたいに高く高く上がるように頑張って練習してくださいね。
1月23日
 おがさわら丸のドック中は釣った魚を出荷出来ないとあって、島の漁師の大半が休暇をとり内地に遊びに行ってしまいます。1年中沖で魚と格闘している漁師達はこのドックを楽しみにしているようです。一昨年と昨年はカジキマグロが大漁だったとか。内地休暇で英気を養い今年もまた大漁をねらっていただきたいものです。
 そのおかげで寂しいことに水産物販売センター通称お魚センターには品物が並びません。でも今はアオリイカのシーズン。俄か釣り師達が思い思いのポイントで釣果をを上げているようです。岸壁でも必ず誰かが釣り糸を下ろしています。食べたければ釣ればいいなんて、いい生活ですね。
1月24日
 ドック中のお助け船、共勝丸が待ちに待った郵便物と食料品を乗せて入港しました。
 30年以上前の話ですが、台風で時化が続き、1ヶ月近く船が来ない時がありました。島民は乏しい野菜を分け合ってどうやらしのいでいたのですが、時化の海に共勝丸が姿を現した時、島民全員が拍手で出迎えたそうです。「宇宙船艦ヤマト」の替え歌で「宇宙船艦共勝丸」と言う歌が出来た言いますから喜びの程がうかがい知れます。
 さて、今日の共勝丸は帰りの便にリサイクル家電を乗せて出港していきました。行きも帰りも本当にありがうございました。
1月25日
 今日の母島は、昨日と打って変って肌寒いお天気でした。船客待合所の温度計は21度を指していましたが、体感的にはもっと低く感じました。本日のネタは正確には“昨日の母島”ですが、寒そうな画像よりはと思い載せちゃいました。ザトウクジラです!ダイビング中の水中では会えませんでしたが、ダイビング後の船上からは“ブロー”“フルークアップダイブ”が見られました。昨日はベタ凪ぎだったので、潜った後、船の下を通っていくのが手に取るように見えました。そのまま潜ってしまったと思ってい気を抜いていたところに急に下を通って行くのが見え、慌ててしまいカメラのランヤード(コイル状のコード)が移りこんでしまいました。偏光フィルターでもあればもっと綺麗に撮れたのでしょうが、コンパクトデジカメの限界ということでお許し下さい。
(カメラマンの腕が悪いのは、もっとお許し下さい)
1月26日
 今朝出勤してビックリ!!船客待合所の温度計が19度を指していました。肌寒かった昨日の天気のせいか船客待合所内の気温も下がったようです。しかし、昼間はポカポカ、というよりジリジリと焼けるような太陽でした。おがさわら丸が出て行って10日余りがたちます。島民は慣れっこですが・・・、たまたま島に仕事できている人で遊ぶ場所もなくイライラされている人もいらっしゃいました。確かに何もない島ですが、そんな島だからこそ、いつもと違う、何もしない、何も考えない休日を過ごしていただければと思います。島民も29日のおがさわら丸入港前ののんびりした休日を過ごすことでしょう・・・。
1月27日
 船客待合所の外から子供達の大声が響き、「何事!?」と思って外を見てみると、港の対岸に子供達が。朝の船客待合所の温度計は20度でしたが、本日も日差しが強くTシャツ、短パンで充分に過ごせる陽気でした。ところで、子供達ですが、何をしているのかと思い双眼鏡でチェックしてみると、あろうことか、カニをいじめている様子。この辺にいるのはオオイワガニと呼ばれるもので地域によっては食用にするところもあるようですが、小笠原ではほとんど使われません。(結構、処理に手間隙がかかるようです)
罪もないイワガニをいじめとは・・・、今晩あたりこの子供達は巨大なオオイワガニに追われる夢を見ることでしょう。これからはカニをいじめないでね。
1月28日
 今日は小中学校の学習発表会が行われました。児童、生徒のみなさんの日頃の学習の成果を島民の皆さんに見ていただく晴れ舞台(?)です。また、子供達だけでなく島民の方々の色々な作品も展示されたのですが、昨年「アカギの木工教室」で作られたサラダボールとお箸も並んでいました。来年もあらたなアカギ作品がこの場に展示されるよう木工教室が継続できればと思います。さらにさらに、昨年このコーナーにも登場したイルカ、クジラにかわり今年は恐竜達が制作されました。できれば観光客の皆さんにもご覧いただきたい力作ぞろいです。近々その画像もこの場で紹介できるかも・・・。
1月29日
 朝から冷たい雨が降ったりやんだりで、肌寒かった今日の母島。久しぶりのおがさわら丸の入港で内地に行っていた島民たちも戻ってきました。先日の共勝丸以来の荷物、郵便も届いたのですが、その中にこのポスターも入っていました。これは東京都が企画したモニターツアーで、八丈島の往復を飛行機を使い、八丈〜小笠原間はおがさわら丸というツアーです。参加者にアンケートに答えて頂き今後の可能性を調査するものだそうです。行きは短縮された時間で八丈島観光、帰りは約5時間の短縮になるそうです。
温泉のない小笠原。できれば、遊びつかれた小笠原帰りに温泉につかって帰りたい・・・。などと思うのは私だけでしょうか?
1月30日
 きゃー。目玉が落ちている!なんて思う人はいませんよね。これは船客待合所前の外灯です。今日、すげ替え工事をしていました。正式名は共架灯と言いナトリウムランプです。なんと400ワット。大岸が薄暗くなるとオレンジの暖かな色合いの光が灯ります。旧へリポートに星見に行った帰り、坂の上から見る大岸壁のオレンジ色の灯りは大変きれいで、また、何かほっとするのものがあります。実はオレンジ色の光には心が安らぐだけではなく虫が寄ってこないという実用性もあるのだそうです。ですから外灯にむいているのです。
 工事の人は6mの高さまではしごをかけて取り付けをしていました。400ワットの大きな電球は2〜3年は持つそうです。
 この外灯は釣り好きにもジョギングマニアにも重宝されていますが普段はそのありがたさに気が付きません。切れて初めて光の効用に驚きます。さて、今日はそんな気持ちで大岸を歩いてみましょうか。
 
1月31日
 船客待合所に可愛いお客さんたちが・・・。待合所には小笠原太鼓同好会の太鼓が保管されているのですが、その太鼓を「貸して下さい」と子供達がやってきました。残念ながら太鼓自体は同好会の管理のものですので、許可して上げられませんでした。しかし、しばらくすると、バシ、バシと音が・・・。長いすを使っての練習が始まっていました。学校の授業にも取り入れられている小笠原太鼓。3月に発表があるそうで、それに向けての自主練習との事。返還後に、戦前の八丈太鼓をもとに生み出されたと言われる小笠原太鼓。頼もしい後継者達も確実に育っているようです。それを思えば、少々うるさくても「まあいいかぁ」と思う観光協会職員なのでした・・・。