9月10日〜
9月10日
 「キャワイ〜ィ!」南崎で元気に育っているオナガミズナギドリのヒナです。先日の台風9号にも負けず元気に育っているようです。現地調査のi-Bo(小笠原自然文化研究所)の確認で、現在は2羽のヒナが育っているようです。11月頃の巣立ちまで、なんとか頑張って欲しいものです。しかし、台風9号のあと、すぐに10号ができたり、と思ったら今度は沖縄の方に熱低ができたり、南のほうから上がってくるというよりすぐそこでボンボン台風が発生しているような気がします。今年はアオウミガメが例年より上の方に卵を生んでいる様だとの噂もあり・・・。台風の当たり年だったらどうしよう・・・・・・・。

                             今日の天気  29度 曇り
9月11日
 本来なら硫黄島3島クルーズで来島された方々も昨日1泊、母島に来られる日程でしたが、台風9号の影響で3泊便が2泊便となり不可能になってしまいました。でも、メグロを見たいバードウォッチャーの方々達は今日のははじま丸で来島されました。なんと滞在時間正味40分!大きな単眼鏡や望遠レンズを装着したカメラと三脚を持ち、走っていました。メグロに遭遇できたのでしょうか。
 そんな喧騒、どこ吹く風のキョウジョシギです。船客待合所前の岸壁のコンクリート面をつつきながら移動しています。ツツツーと大変な早足です。いい写真が撮れないのは君の早足のせい?それともカメラの腕が悪いせい?

                             今日の天気  29度 曇りのち晴れ
9月12日
 ガイドからの写真です。コゴメビエ(イネ科、スゲ属)に花が咲いています。コゴメビエは小笠原植物図譜に返還後未確認の固有種「幻の植物8種」のひとつとして載っています。1937年12月に父島の旭山道で採集された以後見つかっていなかったようです。近年母島でも見つかり、今では幻ではありませんが大変個体数が少なく生育場所も限られています。小さく目立つ植物ではありませんのですぐそばに生えていても見落としてしまいそうです。そんな小さな植物をよくよく見ると芽の先に白くて細い毛糸のような花が付いています。
 イネ科というと雑草のイメージを持ちますがこのような絶滅危惧種の希少種もあるのです。

                             今日の天気  30度 晴れ
9月13日
 父島、母島両島の歩道を歩いているとこんなタイルを目にします。島の様々な動植物、魚類など見ているだけで楽しくなります。これは返還20周年記念事業のひとつで島民からデザインを集めて制作したものです。自分の作品がいつもあるというのは楽しいし、また、島を去ってしまった人も自分が作ったものがいつまでも島にあるのだという事は嬉しいものです。ちなみにこのタイルは船客待合所前のものです。
 さて、来年返還40周年を迎えます。20年たってもタイルの絵はくっきりとしています。今晩返還40周年記念事業準備会が開催されます。島にとっての節目の事業、様々なアイディアをこれから皆で練っていきます。

                             今日の天気  30度 晴れ
9月14日 
 船客待合所の芝生が綺麗になりました。今朝から緑の床屋さんが手入れをしてくれて、西陽を受けまるで黄緑色の光沢のある絨毯のようです。あまりにきれいなものですからご紹介しました。
 床屋のない母島では人間の方はどうなっているの?というと、父島から親切な床屋さんが月に一回訪れてくれます。島の伊達者達(?)は来訪を今か今かと待ち望み、都合で2ヶ月近くになってしまうと暴動が起きそうなほどです。と言うのは大げさですが皆、待ちに待っています。
その点女性は長く伸ばしたり、友人に切ってもらったりと工夫していますが、美容院がないのはやはり不便です。
 今度はきれいになった人間の頭でもご紹介しましょう。
                             今日の天気  30度 晴れ
9月15日 
 謎のヘルメット集団?いえいえ、月ヶ岡鍾乳洞から無事帰還した方々です。探検隊長はどなたでしょう。
 船客待合所の近くにある小さな鍾乳洞は入港日や出港前のちょっとした時間に楽しめるおすすめのスポットです。鍾乳洞とはいえ石筍や石柱は戦争中、郵便所などに使用する際に欠いてしまい、ありませんが、壁側に襞状になった鍾乳石が見られます。ガジュマルの気根も地中から伸びていてちょっとした探検気分が味わえます。
 「涼しかった」「それらしい雰囲気だった」など感想を頂きました。見学希望者は観光協会へお申込み下さい。鍵とヘルメットをお貸しします。

                             今日の天気  29度 晴れ
9月16日 
 今日は南崎ノネコフェンスの補修がi-Boと母島島民ボランティアの方たちの手で行われました。
 台風9号によって壊されたフェンスを直すため、朝から南崎へ向かった皆さん。遊歩道の途中で今年初のオガサワラゼミの鳴き声を聞いたそうです。北ではよく聞くことが出来ますが、南で聞くのは大変久しぶりだとか。証言に拠ると「4〜5匹はいた」そう。
 そんな珍しい体験に良い気分でフェンス修理を終えた一行。しかし、帰り道でビロウの葉の上にセミの死骸を発見してしまいました!
おそらくアノールに食べられてしまったのでしょう。なんとも残念なことです。あ〜〜〜あ(涙)。
 折角南でも聞こえ出したセミの声。来年も外来種に負けず、鳴き声を響かせて欲しいものです。がんばれ!!オガサワラゼミ!!

                             今日の天気  30度 曇り晴れ
9月17日 
 はは丸の出港も近い13:30すぎ、船客待合所に母島子供フラの皆さんがやってきました。この暑い中練習するのだろうか・・・?と思いつつ見に行ってみるとカメラを構える人の姿が。なんでも昨日の父島オハナを撮りに来た方が母島にも取材に来てくれたそうなんです。
 フラ雑誌の中で、伊豆諸島からだんだんと南下し今回小笠原のフラについて載るとのこと。ウクレレの生演奏つきで母島オリジナルの「登ろう!小剣先」を踊っているところを撮っていました。
 雑誌が発売はまだ先ですが、載ったらまたここで紹介しますね。

                             今日の天気  30度 曇り晴れ
9月18日 
 国立天文台からポスターが送られてきました。東京の三鷹地区特別公開「地上を離れて星を見る」という興味深い題名です。
 母島では、現在使用されていないヘリポートがスターウォッチングのポイントとして人気です。コンクリートの上に寝転がり360度の視界で見る星空はまさに宇宙に吸い込まれそう。宇宙について思いをはせるひと時です。観測衛星で見る星星は一体どんな風なのでしょう。
 三鷹キャンパスでは10月27日(土)に観測施設などが公開展示されるそうです。講演会もあります。
 天文ファンの方は http://www.nao.ac.jp/  へ。

                             今日の天気  29度 晴れ
9月19日 
 快晴、気温30℃、海面穏やかな今日、母島小中学校の遠泳大会が行われました。元気な太平洋高気圧のおかげで最高の遠泳日和です。小学校3・4年生は1Km,それ以上は2Kmを泳ぎます。残念なことに湾内が狭いため何回か往復しなければなりません。でも皆、元気に掛け声をかけながら泳いでいました。
 父兄の応援にも力が入っています。ガンバレーの応援の声は子供達の耳にも届いたはず。きっと元気の源になっていたことでしょう。

                             今日の天気  30度 晴れ