6月10日〜
6月10日
 今年も順調にアオウミガメが産卵に浜に上がってきています。画像は脇浜のウミガメ保護施設内で産卵された卵の移植場所です。網で円形に囲まれている部分に1回に産卵された卵が埋められています。来月辺りからガサガサ音を立てて子ガメが出てくることでしょう。こうして孵化させて海に戻した子ガメ達が親になって戻ってくるのはかなり低い確率ですが、こうした地道な努力の成果もあって、個体数が増えてきているというデータもあります。みなさん小笠原に来島の際、ウミガメの産卵に遭遇したら、大騒ぎして写メなど撮りまくらずに、静かに見守ってあげてください。

                       今日の天気  気温30度 晴れ
6月11日
 いや〜ぁ、いい天気です。ここ2週間ほど雨も無く、毎日暑い日が続いています。週間天気予報でも雨マークは無く、しばらくこの様態は続きそうです。明日の入港日でいらっしゃる観光客の方々は、まさに小笠原らしい小笠原が楽しめるのではないでしょうか。そしてその次の入港は21日、22日の母島返還祭!今年は小笠原返還40周年。(母島返還祭は第35回)例年を上回る盛り上がりが予想されます。しばらく雨が降らないのは水不足が心配になりますが、返還祭はこんな天気に恵まれることを祈りましょう!!
ちなみにですが返還祭時の母島お宿はすでに満室のようです・・・。

                       今日の天気  気温30度 晴れ
6月12日
 明日、小笠原村の硫黄島訪問が行われます。母島から参加する島民は今朝の9:30発の臨時便で父島へ向かいました。毎年、小笠原の中学2年生は平和教育として全員慰霊祭に参加ます。
 ご存知の通り硫黄島では、日米両国間で激しい攻防戦が繰り広げられ、島の各所には激戦の後が残っています。強制疎開をされた旧島民の方々は、小笠原諸島返還の枠から外れ、未だに帰島ができません。慰霊祭の時にしか帰ることのできない旧島民の方々の胸に、子供達の歌う「故郷の廃家」は、悲しみ以上のものを伝えます。
 子供達は、生々しく残る激戦地跡の見学や旧島民の方々のお話を聞く機会を持つことで、戦争が起こす悲劇について、また、平和について深く考える事でしょう。
 それにしても凪ぎでよかった。、

                       今日の天気  気温30度 晴れ
6月13日
 母島フィールドブックのリニューアル版ができました。今日からカウンターに置かれています。乳房山、南崎など各フィールドの地図や見られる植物などがわかりやすく載っています。フィールドに行く前に、観光協会窓口で手に入れてから行きましょう。フィールドに行かない人も行ったつもりになれるかも。母島の平均気温、最高最低気温も入りました。表紙のメグロもかわいいデザインです。
 フィールドブックを片手に山歩きをおすすめします。これからハハジマノボタンやシマクマタケランなど固有植物が開花の時期を迎えます。

                       今日の天気  気温30度 晴れ
6月14日
 今日は土曜日。海から子供達の嬌声が聞こえてきます。遠くから撮ったので見えませんが、波打ち際にキャーキャー言いながら子供達が遊んでいます。前浜に浮かんでいる黄色い点は、浮島です。PTAが購入し毎年夏が始まると沖に浮かべて、子供達の遊び場になります。今年は今日が設置日でした。
 浮島まで泳いで上に乗っかって遊ぶのですが、低学年にはなかなか難しい距離です。でも夏の初めは泳げなかった低学年の子もそのうち何となく泳げるようになるから不思議です。波うち際ではなく、浮島の上から嬌声が聞こえてくるのももうすぐです。

                       今日の天気  気温30度 晴れ
6月15日
 時々観光客の方からイシモンに行きたいのですが、というお問合せを頂くことがあります。セキモンというのが正しい呼び方ですが、では一体どこに門があるのか疑問ですね。実は島の東側から見ると見事な石で出来た門があります。海蝕によるものか、もともとなのかはわかりませんが海から見ると立派な門になっています。この写真では、わかり辛いかもしれませんが、左にちょこっと海が見える隙間がそうです。右側にある突起した岩は、2つの岩が縦にくっついているように見えます。昔からセキモンダルマと呼ばれています。昔の人の地名の付け方は単純でいて的を得ていますね。ちなみに東港にある猫岩は寝そべっているネコに見え、ビックリするほどリアルです。

                       今日の天気  気温30度 晴れ
6月16日
 昨日朝、硫黄島への慰霊訪島に行っていた島民が帰ってきました。港も桟橋も無い硫黄島へは、おがさわら丸から小型船に乗り移って上陸します。そのため、海況が悪いと上陸できない事もあるのですが、今回は2日ともなんとか上陸できたそうです。画像は米軍が上陸した南海岸(二ツ根浜)と摺鉢山。本や映画などような死闘が繰り広げられた場所とはとても思えない、静かな海岸だそうです。“もはや戦後ではない”という有名な言葉がありますが、8千を超える方々が故郷にも帰れず島のどこかに眠っている硫黄島では、戦後はまだまだ終わっていないのではないでしょうか・・・。

                       今日の天気  気温31度 晴れ
6月17日
 良い天気、べた凪の中お客様が入港しました。画像のアウトリガーカヌーで人力のみで父島からやってきました!凄い!! 1隻の小型ボートを伴い6人がかりで漕いで、みごと母島到着。朝4時に父島を出港し、到着は夕方4時過ぎ。12時間余りの船旅だったようです。返還40周年記念事業の一環で行われたようですが、来る7月25日、父島ではありますが、「貞頼杯人力発見レース」も行われます。アウトリガーカヌーのレースやリュウゼツランで作ったいかだの子供達のレースなどが行われるそうです。皆さん参加、応援してみてはいかがでしょう。詳細は父島の小笠原村観光協会ホームページのツアー情報に掲載されています。

                       今日の天気  気温30度 晴れ
6月18日
 石門でケガ人発生!! といっても訓練です。乳房山、南崎と違い石門は植生保護のため遊歩道整備されておらず、東京都認定の自然ガイド同行でないと入林できない場所になっています。携帯電話も部分的にしか入らず、いざという時のための訓練が行われたのです。幸いなことに認定ガイド制度が導入されてからもケガ人などは出ていませんが、東京都支庁、村役場支所、警察、消防団、ガイド、関係各所合同で担架での搬送、ケガ人をおぶってのロープ場の上り下りなど実践に即した訓練が行われました。これからいよいよ本格的な観光シーズンに入りますが、皆さんケガ、病気には十分注意して母島を堪能してください。
                 今日の天気  気温29度 晴れ(夕方一時雨)
6月19日
 ドッグに入っていたははじま丸が17日から復帰しています。それまで“ホエールライン”と文字だけの看板が掲げられていましたが、装いも新たにクジラと伊豆諸島開発のマークをあしらった“ホエールライナー”の幕がはられていました。ザトウクジラのシーズンには、ははじま丸の航路上でかなりの確立でクジラが観察できることからこう呼ばれているのですが、今ひとつなじみがありませんでした。しかし!これを機にしっかり定着させて、「クジラを見にははじま丸に乗ろう」というお客様がわんさか母島に訪れる・・・・・ようになるといいなぁ。

                        今日の天気  気温29度 晴れ