![]() |
4月1日 島の3月4月は別れと出会いの月です。今日のははじま丸で、学校関係の赴任者が島を去ります。この島では職場での付き合いだけではなく様々な人と付き合いながら暮らしているので別れを惜しんで多くの人が波止場に集まります。 ハイビスカスで作ったレイに囲まれて船に乗り込みますが、ははじま丸の汽笛を合図にそのレイを海に投げると島に帰ってくることが出来ると言われています。空中に赤いレイが舞います。 またいつか、この島で会いましょう。いつでも待っていますよ。 皆さん、ありがとう! |
![]() |
4月3日 なんと、今日は強風のためはは丸が欠航に。更に本日竹芝出港のおが丸も低気圧の影響で出港が7時間も遅れました。今年は4月になっても肌寒いし天気は不安定・・・。これも地球温暖化の影響なのでしょうか? さて、写真は昨日行われた島内海岸清掃の模様です。母島支所のご好意で防災無線まで用いて島民に呼びかけたところ、なんと70名近い方が参加して下さいました。3班に分かれた清掃隊はそれぞれ北港周辺、南京浜周辺、集落周辺にて3時間ほど清掃作業を行い、2トンダンプ6台分くらいの漂流物を回収しました。リレーセンターに集められた回収物の量には只々驚くばかり。その光景を目前にすると、太平洋の真ん中にポツンとある海の孤島にも世界各国からの漂流物が次々に押し寄せていることを再認識させられます。 強烈な日差しが照りつける中、ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。 |
![]() |
4月4日 桜が咲き始めると春が来たと感じ、花見をしたいなぁという気分になる人も多いのではないでしょうか。しかし、島にはお花見をするような桜の木はありません。以前に紹介したような緋寒桜が数本あるだけなのです・・・。 桜の代わりにこの島でで春の訪れを伝えるのはビーデビーデという花です。デイゴと言う名前のほうがよく知られ、赤い花が一般的で、母島の道路沿いに植えられているのも赤ばかりです。この白花のビーデビーデは園芸種なのですが、島民にも観光客にもめずらしいようで皆さん眺めては『???』となっています。 花は数日で散ってしまいます。 船客待合室の真ん中にあるので早めに見に来て下さいね。 |
![]() |
4月5日 アカガシラカラスバトの剥製がロース記念館に来ました。これは昨年中の平で死体で見つかったものです。調査中のもので足輪が付いていました。大変残念でしたが、こうして多くの人に見てもらえることになりました。 年々減少していると言われているカラスバトですが餌になる木が外来種の侵入で育って行かなかったり、餌の実をネズミに取られたりなど、生き残るには大変な試練があります。人間が変えてしまった環境をカラスバトはどう感じているのでしょうか。 ロース記念館は8時30分〜16時30分まで開館しています。 |
![]() |
4月6日 母島小中学校では本日入学式が行われました。学校の仲間入りをした新小学1年生は4名、一方、学び舎は同じですが、教室が1階から2階に引越しの新中学1年生は3名です。 新小学1年生の中には数日前に初めて母島に遣って来た赴任職員のお子さんもいるのですが、内地と大きく異なる環境に慣れる暇もなく迎えた入学式にはどんな気持ちで臨まれたのでしょうか。彼の高鳴る鼓動が聞こえてきそうです。 因みに、今年入学式を迎えた7名は全て男子。こればっかりは時の運なのでしょうが、なんだかちょっぴり可愛そうな気がするのは私だけでしょうか?しかし、まぁそこは母島の子供たちのことです。日頃から年齢や性別に分け隔てなく仲良く遊んでいる姿を見ていると、そんなことは大人の余計な心配なのかもしれませんね。 |
![]() |
4月7日 今日は以前に載せましたバナナの続報をお知らせします。 予約済みと名前を書かれたこのバナナ、少しずつ黄色くなってきたのでそのうち茎から切られて突然なくなってしまうんだろうな〜と思っていたら、色づいた上のものからだんだんとなくなっていきました! 普段お店で売られているバナナは青いうちに茎ごと収穫され、黄色くなるまで置いておかれたものですが、木になったまま黄色くするほうがとても美味しくなります。 だんだんと黄色くなるバナナ、まるで持ち主が食べるペースに合わせているようですね。 |
![]() |
4月9日 「ここは何処?火星??」とつぶやいてしまうような景観が広がるこの場所こそ、昨夏、衝撃的な瞬間を設置された自動カメラがとらえた場所です。その写真には羽根を広げると2mにもなる大型海鳥のカツオドリとノネコが写っていました。ノネコはその鋭い牙でカツオドリの首をしっかりと銜えて運搬中でした。 母島ではその写真がきっかけとなり、島内外の有識者や関係各団体のバックアップを受けながら、人間の犯した罪に対する償いが急ピッチで進められています。写真はノネコの世界と海鳥の世界を隔てるフェンスを設置しているところ。本来であればのんびり出来る休日の時間を割いて、この過酷な作業に参加して頂いてる小笠原自然文化研究所の皆さんや島内ボランティアの皆さんには頭が下がります。 元々ネコなど存在しなかったこの島で、出会うはずもなかった両者に接点を持たせてしまった人間の罪は重大です。しかし、それをいつまで嘆いていても何も始まりません。要は行動あるのみ!日焼け大好き体力満点で、自然保護に理解ある方の応援をお待ちしております。 |